女子バレー石川真佑 基礎を見直しサーブ強化「今季は武器にしていきたい」

[ 2020年8月7日 20:57 ]

オンライン取材に応じる石川

 バレーボール女子日本代表の石川真佑(20=東レ)は7日、代表合宿の練習終了後にオンラインで取材に応じた。来夏に延期になった東京五輪について「成長できる期間が増えた。自分がどれだけできるか、強化ポイントを意識して取り組んでいきたい」と意気込んだ。

 東京五輪開催が決まった13年当初から、「どうやったらその舞台に立てるのか」を意識してきたという石川。自粛期間中は基礎を見直し、トスの正確さやサーブレシーブの安定性を磨いてきた。2日のリモート紅白戦では1メートル73と小柄ながら、攻撃の要として強烈なサーブとアタックを連発。中田久美監督(54)からも「このまま成長してほしい」と期待されている。特に昨秋のW杯男子大会でサーブの重要性を感じたことを明かし、サーブ練習では本数を増やして精度を上げている。「少しでも相手を崩すことを意識して練習して、今季はサーブを武器にしたい」と語った。

 男子日本代表のエースで兄の祐希(24=ミラノ)は、今季もイタリアでプレーすることが決まっている。「海外でプレーしていることは尊敬。自分も負けていられない」と自らを鼓舞したが、海外挑戦は現在考えていないという。

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2020年8月7日のニュース