東京五輪会場の2施設、競技団体の利用が可能に カヌー・スラロームセンターと辰巳国際水泳場

[ 2020年7月27日 16:19 ]

 東京都のオリンピック・パラリンピック準備局は27日、東京五輪の1年延期を受け、大会準備に支障がない範囲で競技会場のカヌー・スラロームセンター(江戸川区)と東京辰巳国際水泳場(江東区)を利用できる機会を設けたと発表した。新型コロナウイルス対策を講じた上で、今後も関係機関との協議や仮設物の安全対策が整った施設から順次利用を可能にしていくという。

 カヌー・スラロームセンターは東京五輪出場が決まっている選手の練習など、まずは競技団体に利用機会を提供。今月27日から12月28日までの間に実施日を設定し、電話で申し込みを受け付ける。ラフティングツアーやカヤック講習会など一般都民向けの利用については、新型コロナウイルスの感染状況を見て決める。

 また、東京辰巳国際水泳場はメインプール、サブプール、ダイビングプールについて、8月21日から21年3月31日まで、競技団体による大会開催や練習での利用を可能とした。こちらも一般利用に関しては新型コロナウイルスの状況を踏まえて判断する。

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2020年7月27日のニュース