全柔連の新型コロナ感染者16人に 今後は収束か

[ 2020年4月13日 18:17 ]

全柔連本部が入っている講道館本館(撮影・郡司 修)
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 全日本柔道連盟(全柔連)は13日夕、東京都文京区の講道館にある事務局に勤める男性職員2人、女性職員2人の計4人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。全柔連職員の感染者は、12日に判明した中里壮也専務理事(62)を含め、計16人となった。一方、PCR検査を受けた2人の陰性判定も判明。他に検査結果待ちの職員はいなくなった。

 全柔連では中里氏を含む職員39人中、一度でも発熱等の症状があった職員が26人、PCR検査を受けた職員が19人、陽性者が16人(男性12人、女性4人)、陰性者が3人と公表。3月30日から事務局を原則閉鎖としたものの、翌31日には事務局で会議が開催されており、中里氏を含む複数の職員が出勤していた。

 今月1日に職員1人に発熱の症状が現れ、2日夜から3日朝にかけては11人が発熱したことから、4日からは全員を自宅待機としている。その後は職員間の接触はないとみられ、16人にのぼったクラスター(感染者集団)発生は、ようやく収束に向かうものとみられる。

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2020年4月13日のニュース