ロシア陸連「嫌疑認める」 ドーピング検査でアリバイ作りの文書偽造

[ 2020年3月4日 05:30 ]

 ロシア陸連が抜き打ちドーピング検査への対応を怠ったトップ選手のアリバイ作りのために文書を偽造した疑いで、2月に就任した同陸連のユルチェンコ会長が「完全に嫌疑を認める」と話した。2日、AP通信が報じた。

 世界陸連は男子走り高跳びで17年世界選手権2位ダニル・ルイセンコの検査を巡り、文書偽造などで当時のロシア陸連の会長らを昨年11月に処分。同陸連は組織的ドーピング問題で15年から資格停止処分を受け、選手は東京五輪から除外される可能性がある。

 同会長は「資格回復の手続き開始につながることを望みたい」と訴えた。

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2020年3月4日のニュース