濱本紗也 判定負け 5月の世界最終予選で五輪出場枠獲得目指す

[ 2020年3月5日 01:49 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選第2日 ( 2020年3月4日    ヨルダン・アンマン )

 女子ライト級1回戦が行われ、濱本紗也(日大)はリザ・パスウィート(フィリピン)に2―3で判定負けし、今予選での五輪出場枠獲得はならなかった。5月の世界最終予選(パリ)に回る。

 前進してワンツーで組み立てようとする濱本に対し、パスウィートは距離を取ってカウンターを狙い、飛び込むような左右のフックをヒット。濱本が攻めあぐねて手数が出せない一方、数は少ないながらも最初に当たるパスウィートのフックは見栄えが良く、1ラウンドはジャッジ5人のうち4人がパスウィートの10―9とした。2ラウンド以降、濱本は距離を詰めて打ち合いに持ち込もうとしたが、クリンチなどで連打を出せずじまい。最終的に29―28で濱本の優勢とするジャッジも2人いたものの、残り3人はパスウィートの勝利を支持した。

 今予選に日本女子は5選手が出場。フェザー級の入江聖奈(日体大)は4日、初戦の2回戦に勝って8強入りした。フライ級の並木月海(自衛隊)は7日、ウエルター級の鬼頭茉衣(中京大大学院)とミドル級の津端ありさ(西埼玉中央病院)は6日に初戦を迎える。

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2020年3月4日のニュース