貴景勝、8勝2敗「痛み全くない」左胸負傷後初、関取衆と申し合い

[ 2019年11月2日 05:30 ]

11.10初日 九州場所

二所ノ関一門の連合稽古で汗を流す貴景勝
Photo By 共同

 大相撲の二所ノ関一門連合稽古が1日、福岡県大野城市の田子ノ浦部屋で行われ、大関・貴景勝は申し合いで8勝2敗だった。先場所千秋楽に左胸を痛めて以来、関取衆とは初の実戦だったが、存在感を示し「体がしっかり動いてくれて良かった。(患部の)痛みは全くない」と順調な回復ぶりを口にした。

 手始めに同部屋の隆の勝を指名し4連勝すると、高田川親方(元関脇・安芸乃島)から「連合で(同部屋同士で)やるな」と指導。その後は輝、阿武咲を相手に、ともに2勝1敗と勝ち越した。まわしを許したり、引く場面もあったりしたが、力勝負になると馬力で押し切る力強さを見せた。九州場所(10日初日、福岡国際センター)へ「ケガをしないように高めていきたい」と意欲をのぞかせた。

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