女子やり投げ・北口、日本新V!5月に出した自身の記録を大幅更新

[ 2019年10月28日 05:30 ]

女子やり投げで66メートル00の日本新をマークし、喜ぶ北口榛花
Photo By 共同

 陸上の北九州カーニバル最終日は27日、北九州市本城陸上競技場で行われ、女子やり投げは21歳の北口榛花(日大)が66メートル00の日本新記録をマークして優勝した。従来の記録は5月に自身が出した64メートル36で、大幅更新となった。男子110メートル障害は日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)が13秒52で制し、10秒34で勝った100メートルと合わせて2冠に輝いた。男子やり投げは新井涼平(スズキ浜松AC)が79メートル99の大会新記録で優勝し、女子砲丸投げは郡菜々佳(九州共立大)が15メートル68で勝った。

 約1カ月前、6センチ差で決勝進出を逃した世界選手権の悔しさを晴らす会心の投てきだった。北口は自身が5月に出した日本記録を1メートル64も更新する66メートル00をマーク。「出ると思っていなかったのでびっくり。この記録でメダルも夢じゃなくなった」。跳びはねて喜びを爆発させた。初出場で60メートル84に終わった世界選手権なら、銀メダルに相当する好記録で「ちょっと遅いけど、メダルを狙えるぐらいの記録を投げられてうれしい」と、笑った。

続きを表示

2019年10月28日のニュース