ウィザーズを下したマブスが15年ぶりの開幕連勝 新人王のドンチッチはトリプルダブル

[ 2019年10月26日 16:27 ]

トリプルダブルを達成したマーベリクスのドンチッチ(AP)
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 開幕4日目となったNBAは25日に各地で9試合を行い、23日の開幕戦で八村塁(21)が所属しているウィザーズを108―100で下していたマーベリクスは、敵地ニューオーリンズでペリカンズを123―116(前半72―64)で退けて15年ぶりの開幕連勝。昨季の新人王でスロベニア出身のオールラウンダー、ルカ・ドンチッチ(20)が38分の出場で25得点、10リバウンド、10アシストをマークし、通算8回目のトリプルダブルを達成してチームを勝利に導いた。

 レイカーズはホーム開幕戦となったジャズ戦を95―86(前半43―37)でものにして1勝1敗。レブロン・ジェームズ(34)は32得点、7リバウンド、10アシスト、ペリカンズから移籍のアンソニー・デービス(26)は21得点と5ブロックショットを稼いでチームをけん引した。

 ドラフト全体12番目に指名されたホーネッツの新人フォワード、P・J・ワシントン(21)はティンバーウルブス戦で10得点と10リバウンドを記録。八村に続いて新人では今季2人目のダブルダブルを達成したが、試合は99―121(前半56―58)で敗れて1勝1敗となった。

 ウィザーズと11月2日にワシントンDCで対戦するティンバーウルブスは4季ぶりの開幕連勝。2015年のドラフトで全体トップに指名されたセンター、カールアンソニー・タウンズ(23)が37得点、15リバウンド、8アシスト、4スティール、2ブロックショットをマークして存在感を示した。

 ドラフト全体7番目に指名されたブルズのガード、コービー・ホワイト(19)はグリズリーズ戦でベンチから出場して30分プレーし、4本の3点シュートなどで25得点をマーク。2試合合計42得点(八村は33得点)は新人の中ではトップとなっている。

 <25日の結果>

*セルティクス(1勝1敗)112―106ラプターズ(1勝1敗)
ティンバーウルブス(2勝)121―99*ホーネッツ(1勝1敗)
*ネッツ(1勝1敗)113―109ニックス(2敗)
ウィザーズ(1勝1敗)97―85*サンダー(2敗)
ブルズ(1勝1敗)110―102*グリズリーズ(2敗)
マーベリクス(2勝)123―116*ペリカンズ(2敗)
*ナゲッツ(2勝)108―107(延長)サンズ(1勝1敗)
トレイルブレイザーズ(1勝1敗)122―112*キングス(2敗)
*レイカーズ(1勝1敗)95―86ジャズ(1勝1敗)

 *はホームチーム

 <ウィザーズの今後10試合の日程>

 ▼10月26日=スパーズ(サンアントニオ)
 ▼10月30日=ロケッツ(ワシントンDC)
 ▼11月2日=ティンバーウルブス(ワシントンDC)
 ▼11月4日=ピストンズ(ワシントンDC)
 ▼11月6日=ペイサーズ(インディアナポリス)
 ▼11月8日=キャバリアーズ(ワシントンDC)
 ▼11月13日=セルティクス(ボストン)
 ▼11月15日=ティンバーウルブス(ミネアポリス)
 ▼11月17日=マジック(オーランド)
 ▼11月20日=スパーズ(ワシントンDC)

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