中田ジャパン、強豪ブラジル相手に健闘もストレート負け

[ 2019年9月24日 21:07 ]

バレーボールW杯 女子8日目   日本0ー3ブラジル ( 2019年9月24日    北海きたえーる )

日本―ブラジル 第2セット、スパイクを放つ石川
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 バレーボール女子のワールドカップ(W杯)は24日、北海きたえーると富山市総合体育館で各3試合が行われ、世界ランキング6位の日本は同4位のブラジルと対戦。格上のブラジル相手に中盤まで接戦を演じるも粘り切れず、ストレート負けし、3勝5敗(勝ち点10)となった。ブラジルは5勝3敗。

 ブラジル戦は石川ではなく古賀を先発起用。第1セットの序盤は、その古賀の活躍もあって互角の戦いを見せる。12-13とシーソーゲームが続いていたが、ファビアナの強打、日本のミスなどもあって、徐々にブラジルペースとなり、気が付けば6連続失点で12-19の7点差。結局、流れを引き戻せず最後も6連続失点で14-25の大差でこのセットを落とした。

 第2セットは古賀に代わり石川がコートへ。その石川がスパイクを決めると徐々に日本ペースに。石井のスパイクも攻撃も決まるようになり、序盤を8-5と3点リードで終える。直後に同点に追いつかれるが、日本は石井や奥村がチームをけん引。2回目のテクニカルタイムアウトも2点リードで乗り切る。しかし、ここからブラジルが底力を見せ、4連続ポイントを2回記録。21-25で2セット連続で落とした。

 後がなくなった第3セット。序盤は4連続得点もあり日本ペースで進む。石川のスパイクが思うように決まらず、なかなか突き放せないが他の選手がカバー。終盤まで競った展開で進んだものの、23-25で落とした。

 中国(同23)が8戦全勝で、米国(同20)とロシア(同19)が1敗で追う。出場12チームは1回戦総当たりのリーグ戦を行い、勝利数や勝ち点などを基に順位を決定。日本の次戦は9月27日、舞台を大阪に移し、世界ランク1位のセルビアと対戦する。

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