ラグビー日本代表 宮崎合宿を1日早く打ち上げ

[ 2019年7月16日 17:41 ]

15対15の攻防練習を行うリーチ・マイケル主将(中央)らラグビー日本代表
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 ラグビー日本代表は16日、6月10日から行っていた宮崎合宿を実質的に打ち上げた。あす17日の最終日は当初予定していた練習をキャンセルし、4年前に続いて「君が代」で歌われている「さざれ石」を同県日向市の大御(おおみ)神社で見学するため。午前中には屋外での全体練習、午後はウエートトレーニングを行って約6週間に渡って行われた合宿を締めくくり、主将のリーチ・マイケル(30=東芝)は「いい土台を作れた。フィジカル面もかなり向上できた」と手応えを語った。

 「ファンデーション(土台作り)2」と題された今回の合宿では、さまざまな状況を想定した攻守の練習を重ねた。FW勢はスクラムやラインアウト、モールなど、セットプレーも重点的に強化。第1クールでは午前、午後、夜間と3部練習で追い込み、練習後に嘔吐(おうと)する選手が続出するほどの厳しい合宿となった。

 17日にはジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)がW杯の前哨戦となるパシフィックネーションズ杯の代表メンバー31人を発表する。プロップ具智元(24=ホンダ)ら負傷中の一部選手を除けば、この31人がW杯日本代表の有力候補となる公算が高い。プロップのヴァル・アサエリ愛(30=パナソニック)は「ドキドキしています。(PNCの)メンバーに入ったら頑張りたい」と心境を語った。

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2019年7月16日のニュース