松山英樹、通算4アンダーで6位浮上「バーディーが取れたので良かった」

[ 2019年5月19日 07:57 ]

米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権第3日 ( 2019年5月18日    米ニューヨーク州 ベスページ・ステートパーク・ブラックコース=7459ヤード、パー70 )

第3ラウンド、10番でティーショットを放つ松山(AP)
Photo By AP

 10位から出た日本のエース松山英樹(27=LEXUS)は5バーディー、3ボギーの68と伸ばし、通算4アンダーで6位に浮上した。

 メジャーでは17年の全米プロ以来となる一桁順位。イーブンパーで迎えた17番パー3でティーショットを奥4メートルにつけてバーディーを奪うと、最終18番でも145ヤードの第2打をピン下2・5メートルに寄せた。アイアンショットが好調。上がり2ホールでスコアを伸ばして優勝争い踏みとどまり、「バーディーが取れたので良かったなと思います」と明るい表情で振り返った。

 人気選手のリッキー・ファウラー(30=米国)と同組での第3ラウンド。地元・ニューヨークのファンからは「ゴー、リッキー!」の声に負けじと、「ヒデキ!」の声援も多く飛んだ。松山は「リッキーかヒデキか分からないような声援もありましたけど」と苦笑いしつつ「応援されるように頑張りたい」と話す。首位に立つブルックス・ケプカ(29=米国)とは8打差。過去の全米プロでの残り18ホールでの最大逆転劇は7打差だが、ビッグスコアを出せば不可能な数字ではない。「自分のやれることをやって終わりたい」と上だけを見据えた。

<主な順位>
-12 (1)ケプカ(米国)
-5 (2)バーナー(米国)
   (2)ジェーンワタナノンド(タイ)
   (2)リスト(米国)
   (2)D・ジョンソン(米国)
-4 (6)松山 英樹(日本)
   (6)ウォレス(英国)
   

続きを表示

この記事のフォト

2019年5月19日のニュース