日本人初!桐生 アジア選手権100メートルで優勝「自分の走りに集中できている」

[ 2019年4月23日 05:33 ]

陸上 アジア選手権第2日 ( 2019年4月22日    ドーハ・ハリーファ国際スタジアム )

観客席の声援に応える桐生
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 注目の男子100メートル決勝は桐生祥秀(23=日本生命)が10秒10(追い風1・5メートル)で優勝し、日本人選手として初めてアジア選手権を制した。「優勝できて良かった」と満面の笑みで応えた。

 今季の桐生はキレキレだ。3月のオーストラリア合宿中の初戦ではいきなり10秒08をマークし、ドーハ世界選手権の参加標準記録を突破。昨季は一度も10秒0台を出せていなかった不振を結果で払拭した。

 自己ベスト9秒94のフィッシャー(バーレーン)にも勝ったことで自信を取り戻した。「自分の走りに集中できている。フィッシャー選手も後半型だが、前に出られても最後抜かすイメージはできていた」と振り返った。

 山県亮太(26=セイコー)は右太もも裏の違和感で決勝を棄権した。

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