伊調馨「ワクワクと不安」 リオ五輪以来の国際大会へ出発

[ 2019年4月22日 16:47 ]

出発前に取材に応じる伊調馨
Photo By 共同

 レスリング女子で五輪4連覇中の伊調馨(34=ALSOK)が22日、57キロ級で出場するアジア選手権(23日開幕、中国・西安)に向けて羽田空港から出発した。

 16年リオ五輪以来2年8カ月ぶりの国際大会は「ワクワクするし不安でもある」。指導を受ける田南部コーチからは「コンディションから試合まで10個くらいの宿題」を出されたといい「まずはしっかり宿題をやろうと思います」と満点回答を誓った。

 世界選手権切符が懸かる6月の全日本選抜に向けても「大きな位置付け」という今大会。「試合になったら勝ちにこだわるだろうけど、結果にこだわりすぎたら攻撃の部分をうまく出せない。久々の国際大会で感触を思い出して、実戦を含めて何を感じられるか」と冷静に語った。

 68キロ級に出場する土性沙羅(24=東新住建)は、左肩の手術を経て昨年3月以来の国際大会になる。「ケガをしている時は怖さもあった」と明かしたが「今はだいぶ良くなったので、タックルで点を取ってしっかり攻め切って優勝したい」と2大会ぶりの金メダルへ意気込んだ。

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2019年4月22日のニュース