ネッツがキングス戦の第4Qに25点差を逆転 史上4チーム目 確率0・099%の奇跡

[ 2019年3月20日 16:37 ]

逆転勝利を挙げて雄叫びをあげるネッツのラッセル(AP)
Photo By AP

 NBAのネッツが19日、敵地サクラメント(カリフォルニア州)で行われたキングス戦で史上に残る大逆転で勝利を収めた。

 前半で8点をリードされたネッツは第3Qでも20―37とリズムをつかめず、このクオーターの途中ではこの試合で最大となる28点差をつけられた。

 しかし第4Qに入って猛反撃。自己最多の44得点をマークしたガードのディアンジェロ・ラッセル(23)が第4Qだけで27得点をたたき出し、121―121で迎えた残り0・8秒にはロンデイ・ホリスジェファーソン(24)がカットインから難しい体勢でレイアップをねじこんでこれが決勝点となった。

 ショットクロックが導入された1954年シーズン以降、第4Qで25点差以上を逆転して勝ったのはネッツが史上4チーム目。これまでこのケースは3028回あったが勝ったのは3チームしかなく“V率”は0・099%しかなかった。

 123―121(前半58―66)で勝った東地区全体7位のネッツは37勝36敗。同6位のピストンズには0・5ゲーム差に迫った。

 ホームで悪夢のような逆転負けを喫した西地区全体9位のキングスは34勝36敗。同8位のクリッパーズとは残り12試合となった段階で7ゲーム差をつけられ、プレーオフ進出は絶望的となった。

 <その他の結果>

76ers(46勝25敗)118―114*ホーネッツ(31勝39敗)
ロケッツ(45勝26敗)121―105*ホークス(24勝48敗)
*バックス(53勝18敗)115―101レイカーズ(31勝40敗)
ウォリアーズ(48勝22敗)117―107*ティンバーウルブス(32勝39敗)
*クリッパーズ(42勝30敗)115―109ペイサーズ(44勝28敗)

 *はホームチーム
 

続きを表示

この記事のフォト

2019年3月20日のニュース