貴景勝、母校に凱旋!優勝パレードは沿道5000人が祝福も「調子に乗らずに」

[ 2018年12月17日 13:50 ]

優勝パレードを行う貴景勝(撮影・郡司 修)
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 大相撲九州場所で初優勝を飾った小結・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)を祝し、母校・埼玉栄高で優勝パレードと優勝報告会が行われた。同校相撲部OBのパレードは、16年秋場所で全勝優勝した大関・豪栄道が同年10月に続いて2度目。朝方まで降っていた雨はパレード開始の午前11時にはすっかり上がり、西大宮駅から母校までの500メートルの沿道には豪栄道の時の4000人を上回る5000人が詰めかけた。ファンや生徒から祝福された貴景勝はオープンカーから手を振って応えた。

 優勝報告会には埼玉栄中も含めた約3000人の生徒が集まった。町田弦校長からは「横綱・貴景勝関が誕生することを期待している」と高い評価を受けた。あいさつに立った貴景勝は、高校時代に相撲部の山田道紀監督から言われた「一寸先は闇(やみ)」という言葉を紹介。「どんなに調子がよくてもケガをするかもしれない。調子に乗ってはいけないということを教えられた。調子に乗らずに、次の場所に向けて稽古をしていく」と精進を誓った。

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