桃田 不覚の銀「弱気になった」、過去全勝相手にまさか

[ 2018年12月17日 05:30 ]

バドミントン ワールドツアーファイナル最終日 ( 2018年12月16日    中国・広州 )

WTファイナル最終日 男子シングルス決勝 ポイントを奪われる桃田
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 桃田は世界のトップ8で争う最高峰の戦いで盤石の強さを見せていたが、決勝は別人のようだった。石宇奇の強打を止められず12―21、11―21の完敗。「弱気になったままだったのが押し切られた要因。今日は全部相手が上手だった」とさばさばした表情だった。

 過去3戦全勝の相手に気迫で押された。角度があり、コースも厳しい相手のスマッシュを拾えない。守備で引いてしまい「自信を持って踏み込めば良かった。研究されていると感じた」と反省した。不祥事による出場停止が解け、タイトルを次々に手にし、世界ランク1位にも上り詰めた一年。しかし、最後に欲しかったタイトルには手が届かず「緊張の中でも自分のプレースタイルを出せるように普段の練習から追い込んでいきたい」と一層の進化を誓った。

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