慶大、京産大下し3大会連続で8強 22日の準々決勝で早大と激突

[ 2018年12月16日 13:48 ]

 ラグビーの第55回全国大学選手権は16日、関東・関西勢が登場して3回戦が行われた。関東大学対抗戦グループ3位の慶大は大阪・金鳥スタジアムで関西リーグ3位の京産大に43―25で勝ち、3大会連続でベスト8へ進出。22日の準々決勝(秩父宮)で対抗戦優勝の早大(帝京大と同率両校優勝、当該対戦で大学選手権は2位扱い)との対戦が決まった。

 慶大は前半7分、主将のSO古田京(4年)がラインブレークして右中間に先制トライ。1トライを返されたものの、16分にフランカー川合秀和(3年)、21分にはWTB宮本瑛介(4年)がトライを挙げて21―5とリードした。だが、前半途中からスクラムなどで反則が目立つようになり、ロスタイムの42分に速攻から京産大WTB濱田将暉(4年)にトライを許し、21―12で前半を折り返した。

 後半立ち上がりも京産大のペース。4分にゴール正面のPKで冷静にPGを選択し、21―15と追い上げると、9分にはラインアウトからフランカー武田知大(4年)が左中間インゴールを陥れて21―20と1点差に詰め寄った。しかし、慶大は後半18分、敵陣での京産大ボールのスクラムで左からプレッシャーをかけてコラプシングの反則を誘い、タッチへ蹴ったゴール前左ラインアウトからモールを押し込んで川合が左隅へトライ(28―20)。25分にもラインアウトモールから川合が左隅へ抑え、33―20として勝負を決めた。

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2018年12月16日のニュース