サントリーわずか1T…3連覇夢散、ペースつかめず大敗

[ 2018年12月16日 05:30 ]

ラグビートップリーグ決勝トーナメント兼日本選手権決勝   サントリー5―55神戸製鋼 ( 2018年12月15日    秩父宮 )

<神戸製鋼・サントリー>前半18分、尾崎がサントリー唯一の得点となるトライを決める(撮影・篠原 岳夫)
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 3連覇を狙ったサントリーは、らしさを見せることができず王座陥落。沢木敬介監督は目を潤ませ「試合の入りからサントリーではないプレーが何個も続いた。自分たちのペースに持ち込めなかったのが敗因」と話した。

 前半3分に密集でのターンオーバーからトライを奪われるなど、相手ディフェンスの強い重圧に崩された。ボールを保持しての攻撃ラグビーが身上だが、80分通じて完全にお株を奪われる内容。風下の後半は1トライも奪うことができずに敗れ、FB松島は「自分たちのラグビーをやれた時間は1分もなかった」と完敗を認めた。ただ、先発15人の平均年齢が30歳を上回った神戸製鋼に対し、ルーキー3人を先発起用するなど若手を育てた。沢木監督は「この負けでまた強くなれる」とリベンジを誓った。

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2018年12月16日のニュース