羽生、来週に全日本出場可否判断 オーサー氏と話し合い

[ 2018年12月7日 05:30 ]

11月のロシア杯で右足首を負傷した羽生
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 11月のGPシリーズロシア杯で右足首を負傷し、ファイナルを欠場した五輪男子2連覇の羽生結弦(ANA)が拠点のカナダ・トロント入りしたことが6日、判明した。羽生を指導するオーサー・コーチが5日(日本時間6日)にGPファイナルの行われるバンクーバーで取材に応じた。「彼はトロントに戻っている。来週に会って話し合いたい」と明かし、同コーチがトロントに戻る来週に来年3月の世界選手権(さいたま)の選考を兼ねる全日本選手権(今月21〜24日、大阪)の出場可否を判断する可能性が高まった。

 11月17日に負傷した羽生は一時帰国して精密検査を受け、受傷後3週間の安静固定、その後リハビリ加療に1カ月を要する見込みと診断されていた。11月29日にはファイナル欠場を発表。強行出場したロシア杯の演技直後に羽生は「調整期間も考えると、全日本選手権も厳しい」と見通しを語っていた。羽生は7日に24回目の誕生日を迎える。

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2018年12月7日のニュース