豊ノ島“計74歳対決”制し6勝目 前日●も愛娘ダンス動画で切り替え

[ 2018年11月19日 16:29 ]

大相撲九州場所9日目 ( 2018年11月19日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所9日目>豪風(手前)を寄り倒しで破る豊ノ島(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 東十両13枚目の豊ノ島(35=時津風部屋)は39歳の豪風とのベテラン対決を制して、6勝目を挙げた。

 いなされたときに、思い切ってクルッと1回転。意表を付かれた豪風の横に食いつき、寄り倒した。

 「自分自身でも(いなしを)“やられた”と思ったけど、体が動いた。気づいたら(相手の)後ろが見えた。結構冷静だった」

 前日の彩戦に敗れた後、夫人から送られてきた愛娘のダンス動画を見て、気持ちを切り替えた。土俵では、その娘にも負けない華麗なステップで逆転につなげた。

 2人合わせて74歳。幕内時代は26度対戦しているが、豊ノ島は左アキレス腱を断裂して幕下で2年を過ごしており、対戦は2015年秋場所以来。懐かしさもあった。十両には40歳で現役最高齢関取の安美錦もいる。「これから、いろんななオッサンとやりたいね」と笑った。

続きを表示

2018年11月19日のニュース