大輔 SP首位、1番滑走に「二度としたくない」も高い完成度

[ 2018年11月4日 05:30 ]

フィギュアスケート 西日本選手権第3日 ( 2018年11月3日    名古屋市・日本ガイシアリーナ )

フィギュア西日本選手権男子SP 83・56点をマークし、首位に立った高橋(撮影・長久保 豊)
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 第1滑走の重圧を乗り越えた。男子ショートプログラム(SP)では、復帰2戦目となった10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(32=関大KFSC)が83・56点で首位発進。フリップ―トーループの連続3回転ジャンプ後半で手をついたが、完成度の高い内容を見せた。自ら引き当てた緊張の1番滑走に「もう二度としたくありません」と苦笑いで振り返った。

 この日の演技は紫と黒の新衣装に、新シューズ。心機一転で臨み、復帰初戦の77・28点を上回った。上位12枠に与えられる12月の全日本選手権(大阪)切符へ前進し、復帰後初の優勝も射程圏。ヤマ場を乗り切った高橋は「最後までバテないように思いっきり滑る」と、4日のフリーを見据えた。

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