羽生、世界初の4回転トーループ―3回転半着氷!今季世界最高297・12点で優勝

[ 2018年11月4日 22:37 ]

<フィギュアGPシリーズ・ヘルシンキ大会>男子フリーの演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦フィンランド大会は4日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(23=ANA)が世界初となる4回転トーループ―トリプルアクセル(3回転半)の連続技で着氷。フリー190・43点、合計で297・12点と、ともに今季世界最高を記録して優勝を飾った。

 羽生は前日のSPでは3つのジャンプを完ぺきに決めて、ルール改正後の世界最高となる106・69点をマーク。この日午前に行われた公式練習で4回転トーループ―3回転半の連続技の着氷に成功していたが、試合でも見事に着氷した。これが今季GP初戦。五輪2連覇の絶対王者が圧巻の演技を見せた。

 ミハル・ブレジナ(28=チェコ)が257・98点で2位。韓国の17歳、チャ・ジュンファンが243・19点で3位に入った。田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)は206・82点で8位だった。

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