羽生 今季フリーの衣装初お披露目 プルシェンコ氏の伝説曲で「原点」

[ 2018年9月23日 03:58 ]

オータムクラシック最終日 男子フリー6分間練習でフリーの衣装を披露する羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのオータム・クラシック第3日は22日、カナダのオークビルで行われ、男子フリーで羽生結弦(23=ANA)が黒をベースとした今シーズンの衣装を初披露した。

 2月の平昌五輪以来となる右足首故障からの復帰戦となった羽生はショートプログラム(SP)でスピンでミスが出たが、サルコー、トーループの2種類の4回転ジャンプを決め97・74点で首位に立った。

 フリーの使用曲「Origin」は、エフゲニー・プルシェンコ氏(35)の伝説的なプログラム「ニジンスキーに捧ぐ」で使用された曲をアレンジしたものとなる。かつて「ニジンスキーに捧ぐ」で満点を連発したプルシェンコには4月のアイスショーで会った際に許可を得て「頑張ってね」と激励されたという。羽生は「プルシェンコさんの『ニジンスキーに捧ぐ』は素晴らしいプログラムで消えることはないと思う。それとは別に、自分のプログラムとして完成させたい」と意欲を語っていた。

 また、今季男子はフリーの演技時間が現行の4分半から女子と同じ4分に短縮され、ジャンプの数も8から7に減る。羽生も「実はきつい。(プログラムが)忙しい」と語っていただけに、新プログラムには注目が集まる。

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2018年9月23日のニュース