栄氏が至学館大退職 ストレスで、レスリング指導は継続意向

[ 2018年9月23日 05:30 ]

栄和人氏(右)と伊調馨
Photo By 共同

 レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(ALSOK)らへのパワーハラスメント行為が認定されたことへの反省がないとして、6月に至学館大のレスリング部監督を解任された栄和人氏(58)が大学を退職していたことが22日、日本協会関係者への取材で分かった。栄氏の辞表は8月31日付で提出されていた。

 20日付で伊調を指導していたコーチを訴えた栄氏側は訴状の中で、精神的なストレスから退職せざるを得なかったことを記している。関係者によると、栄氏は今後もレスリングを指導したいという意向を持っているという。

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2018年9月23日のニュース