佐伯 暫定首位キープ、34歳誕生日に満面の笑み「最高です」

[ 2018年9月23日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日 ( 2018年9月22日    宮城県 利府GC=6534ヤード、パー72 )

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日 佐伯は誕生日ケーキを前に笑みを浮かべる(撮影・西川 祐介)
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 悪天候のためにスタートが3時間10分遅れ、18組51人がホールアウトできずに日没サスペンデッドとなった。34歳の誕生日を迎えた佐伯三貴(大和ハウス工業)が14ホール終了時点で4バーディー、1ボギーと3つ伸ばし、通算7アンダーで暫定首位をキープ。地元・東北福祉大出身のベテランが今季初優勝を狙う。1打差の暫定2位には原江里菜(30=NEC)ら3人が続いている。

 14ホールを終えた佐伯は、軽い足取りでクラブハウスへ引き揚げた。大会側からサプライズの誕生日ケーキが用意され、「まだ終わっていませんけど最高です。いい誕生日になりました」と満面の笑みを浮かべた。

 スタート時間が大幅に遅れても、集中力は途切れなかった。出だしの1番でピン左奥10ヤードからチップインバーディーを奪うと、2番もバーディーと好発進。東北福祉大の後輩の原と同組で「楽しく回れた」と3つスコアを伸ばした。

 大学は仙台だが、佐伯は広島生まれの“カープ女子”。この日に広島がマジックを2としたことを伝え聞き、「私は緊張すると思うので、カープに引っ張ってもらって頑張りたい」と声を弾ませた。残り22ホールを戦い抜き、同時Vとなれば最高だ。

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2018年9月23日のニュース