高藤 世界柔道開幕へ「金だけ考える」準決勝では永山と激突も

[ 2018年9月20日 05:30 ]

世界柔道開幕へ向け調整する男子60キロ級の高藤(左)
Photo By 共同

 柔道の世界選手権は20日、アゼルバイジャンの首都バクーで開幕する。19日には先陣を切る男子60キロ級の高藤直寿(25=パーク24)、永山竜樹(22=東海大)らが同市内で練習を行い、2年連続3度目の頂点を目指す高藤は「選手として今が一番いい時期。金メダルだけを考える」と意気込みを語った。

 午後に行われた抽選会では高藤と永山が準決勝で当たる組み合わせとなった。確実に金メダルを積み上げたい日本勢としては誤算だが、男子の井上康生監督は「相当なライバル心を持っている。2人が準決勝で戦うのを楽しみにしたい」。20年東京五輪の代表争いに向け、事実上の決勝戦を歓迎した。

 昨年12月のグランドスラム東京大会でも準決勝で対戦し、敗れている永山は「挑戦者の気持ちで去年(3回戦で)負けた悔しさをぶつけたい」とリベンジを宣言。過去の対戦成績は永山の2勝1敗。リベンジを果たして初の世界一をつかむ。

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2018年9月20日のニュース