76ersが13連勝 キャバリアーズを下して東地区全体3位に浮上

[ 2018年4月7日 15:42 ]

トリプルダブルを達成した76ersのシモンズ(AP)
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 NBAは6日に各地で10試合を行い、球宴出場のセンター、ジョエル・エンビード(24)を故障で欠きながら快進撃を続けている76ersは、地元フィラデルフィアでキャバリアーズを132―130(前半78―55)で下して49勝30敗。最大30点のリードを土壇場で1点差に詰め寄られたものの、最後は粘って13連勝を飾った。

 この結果、東地区全体順位で76ersがキャバリアーズと入れ替わって4位から3位に浮上。新人ベン・シモンズ(21)が27得点、15リバウンド、13アシストで今季12回目のトリプルダブルを達成して、プレーオフ第3シードに大きく近づいた。

 ベテラン陣も健闘し、J・J・レディック(33)は4本の3点シュートなどで28点。シーズン途中で移籍してきたマルコ・べリネリ(32)も3点シュートを6本決めて23得点を挙げ、アーサン・イリヤソーバ(30)は130―129で迎えた残り3・3秒、フリースローを2本とも決めて勝利に貢献した。

 キャバリアーズは49勝31敗。第3Qを43―27として後半に猛追したがあと一歩およばなかった。

 来季に76ersへの移籍も噂されているレブロン・ジェームズ(33)は40分出場して44得点、11リバウンド、11アシストをマーク。今季18回目(通算73回目)のトリプルダブルを達成したがターンオーバーも8回と多かった。

 129―132で迎えた残り1・9秒にはロバート・コビントン(27)の反則を誘って3本のフリースローを得たが、1本目を入れたあと2本目を失敗。やむなく3本目を故意に外して同点機を作り出そうとしたが、ゴール下にもぐりこんでボールにタッチしたラリー・ナンスJR(25)のレイアップはわずかに外れて試合は終了した。

 キャバリアーズの残り試合はいずれもニックスが相手。第3シードの確保は76ersの残り3試合(マーベリクス→ホークス→バックス)での結果次第となった。

 なおサンズに勝ったペリカンズは、西地区全体6位のスパーズ、7位のサンダーと同率ながら5位に浮上。東地区ではラプターズがチーム史上最多の57勝目を挙げ、プレーオフの地区第1シードが決まった。西地区全体8位のティンバーウルブスでは膝を痛めていたジミー・バトラー(28)が18試合ぶりに戦列に復帰。レイカーズ戦で23分出場し、18得点と4スティールを記録している。

 <その他の結果>

ホークス(23勝57敗)103―97*ウィザーズ(42勝38敗)

*ピストンズ(38勝41敗)113―106(延長)マーベリクス(24勝56敗)

ホーネッツ(35勝45敗)137―100*マジック(24勝55敗)

*ラプターズ(57勝22敗)92―73ペイサーズ(47勝33敗)

*ニックス(28勝51敗)122―98ヒート(43勝37敗)

キングス(26勝54敗)94―93*グリズリーズ(21勝58敗)

ティンバーウルブス(45勝35敗)113―96*レイカーズ(34勝45敗)

ペリカンズ(45勝34敗)122―103*サンズ(20勝60敗)

*セルティクス(54勝25敗)111―104ブルズ(27勝52敗)

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