男子バスケットボールの米国代表候補35人が決定 W杯中国大会と東京五輪が対象

[ 2018年4月7日 13:46 ]

米国代表候補に選出されたジェームズ(AP)
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 男子バスケットボールのW杯(2019年=中国)と東京五輪(2020年)を対象にした米国代表候補が6日に発表され、キャバリアーズのレブロン・ジェームズ(33)、ウォリアーズのケビン・デュラント(29)、サンダーのラッセル・ウエストブルック(29)らNBAのトップ選手35人(ガード18人、フォワード12人、センター5人)が名を連ねた。

 ジェームズは2016年のリオデジャネイロ五輪には参加していないが、五輪には過去3回(アテネ、北京、ロンドン)出場。もし東京五輪への出場を表明すると、サンダーのカーメロ・アンソニー(33)に並ぶ米男子代表史上最多の4回目の五輪出場となる。

 チーム別ではデュラントのほかにステフィン・カリー(30)、クレイ・トンプソン(28)、ドレイモンド・グリーン(28)が入ったウォリアーズが4人で最多。今季の得点部門1位でシーズンMVP候補に挙がっているロケッツのジェームズ・ハーデン(28)も選出された。

 最年少はサンズのデビン・ブッカーで21歳。デュラントとロケッツのクリス・ポール(32)は過去2度の五輪出場を経験している。

 2012年ロンドン五輪の代表経験者は7人で、2016年のリオデジャネイロ五輪に出場した候補選手は11人。なお今回からスパーズのグレグ・ポポビッチ監督(69)が代表チームの陣頭指揮を執り、7月25日から27日までラスベガスで代表候補によるミニ・キャンプが行われる。

 代表候補35人は下記の通り。

 ▼ガード(18人)=ステフィン・カリー(30=ウォリアーズ)、クリス・ポール(32=ロケッツ)、ラッセル・ウエストブルック(29=サンダー)、ジェームズ・ハーデン(28=ロケッツ)、カイリー・アービング(26=セルティクス)、ジョン・ウォール(27=ウィザーズ)、アイゼイア・トーマス(29=レイカーズ)、ケンバ・ウォーカー(27=ホーネッツ)、マイク・コンリー(30=グリズリーズ)、カイル・ラウリー(32=ラプターズ)、ダミアン・リラード(27=トレイルブレイザーズ)、デマー・デローザン(28=ラプターズ)、ブラドリー・ビール(24=ウィザーズ)、クレイ・トンプソン(28=ウォリアーズ)、デビン・ブッカー(21=サンズ)、ビクター・オラディーポ(25=ペイサーズ)、エリック・ゴードン(29=ロケッツ)、C・J・マッカラム(26=トレイルブレイザーズ)

 ▼フォワード(12人)=レブロン・ジェームズ(33=キャバリアーズ)、ケビン・デュラント(29=ウォリアーズ)、アンソニー・デービス(25=ペリカンズ)、ジミー・バトラー(28=ティンバーウルブス)、カワイ・レナード(26=スパーズ)、ゴードン・ヘイワード(28=セルティクス)、ブレイク・グリフィン(29=ピストンズ)、ハリソン・バーンズ(25=マーベリクス)、クリス・ミドルトン(26=バックス)、ポール・ジョージ(27=サンダー)、トバイアス・ハリス(25=クリッパーズ)、ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)

 ▼センター(5人)=ディマーカス・カズンズ(27=ペリカンズ)、ディアンドレ・ジョーダン(29=クリッパーズ)、アンドレ・ドラモンド(24=ピストンズ)、ケビン・ラブ(29=キャバリアーズ)、マイルズ・ターナー(22=ペイサーズ)

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