桐生祥秀 後輩の“桐生2世”に刺激「一緒に練習できるのはいい」

[ 2018年3月29日 13:35 ]

東洋大川越キャンパス新体育館のこけら落としで走り初めを行う宮本(左)と桐生
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 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀(22=東洋大)に強力なサポートが加わった。卒業後も練習拠点とする東洋大川越キャンパスに屋内走路が完成。29日にはこけら落としとなる走り初めが行われ、約60メートルを試走した桐生は「タータンもブルーで圧迫感がなく走りやすかった」と感想を語った。

 屋内走路は新体育館に併設する形で建設され、長さは80メートル。16年リオデジャネイロ五輪で使用されたものと同じタータンが使用されている。今後は機材などを搬入し、4月上旬から本格稼働するという。

 この日は東洋大陸上部の男子400メートルのウォルシュ・ジュリアン(21)、男子走り幅跳びの津波響樹(20)に加え、4月から東洋大に入学する桐生の京都・洛南高の後輩で高校男子100メートル歴代3位(10秒23)の宮本大輔(18)も走り初めに参加。強力な後輩について、桐生は「陸上選手として、日本のトップスプリンターと一緒に練習できるのはいい」と刺激を受けていた。

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2018年3月29日のニュース