白鷹山「実感湧いた」、若隆景と新十両 夏場所番付編成会議

[ 2018年3月29日 05:30 ]

 記者会見で高田川親方(右)と握手を交わす白鷹山
Photo By 共同

 日本相撲協会は28日、エディオンアリーナ大阪で夏場所(5月13日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、白鷹山(22=高田川部屋)と若隆景(23=荒汐部屋)の新十両昇進を決めた。朝弁慶(29=高砂部屋)は10場所ぶりの十両復帰。道交法違反(無免許運転)の罪で略式起訴され引退勧告処分を受けた元幕内・大砂嵐ら4人の引退も発表された。

 相撲未経験で15歳で入門した白鷹山は「ようやく上がれたという実感が湧いてきた。同郷の(山形出身の名横綱)柏戸関を目標に頑張りたい」。力強い突き、押しを武器に順調に番付を上げたが、東幕下筆頭だった16年夏場所ごろに糖尿病を患っていることが判明。体重が180キロから35キロほど落ち「正直ここまでかと思ったが、乗り越えられた」と話した。

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