現役引退の北太樹が会見 20年の力士人生に「悔いなし」

[ 2018年1月16日 05:30 ]

<北太樹引退会見>引退会見に臨む北太樹
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 初日前日に現役を引退し、年寄・小野川を襲名した元幕内・北太樹(35=山響部屋)が15日、両国国技館で記者会見し「一番一番、真剣に全力で取り組んだ。悔いなく相撲が取れた」と約20年間の力士人生を振り返った。

 98年春場所に初土俵を踏み、08年秋場所で新入幕。幕内在位38場所で最高位は東前頭2枚目。近年は股関節のケガに苦しみ、引き際を決めた。思い出の一番は先代師匠の北の湖親方(元横綱)が死去した2日後の15年九州場所千秋楽。佐田の富士に勝利し「北の湖部屋最後の相撲。凄く記憶に残っている」と語った。断髪式は夏場所後に国技館で実施する予定という。

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