西岡　ツアー復帰初戦でシード選手撃破　２年連続２回戦進出

全豪オープンテニス第１日 （ 2018年1月15日    オーストラリア・メルボルンパーク ）

全豪初戦に勝ち喜ぶ西岡良仁（ＡＰ）
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　西岡もシード選手に競り勝った。セットごとに流れが変わるシーソーゲーム。劣勢の第４セットは体力を温存し、勝負を懸けた最終セットに出だしから４ゲームを連取した。「こういう大きい勝利が以前の自分に戻るための大事なステップ」と約１０カ月ぶりの勝利をかみしめた。

　トップ５０入り目前だった昨年３月に左膝前十字じん帯を断裂して手術を受けた。その直前には４大大会覇者のナダル（スペイン）やバブリンカ（スイス）に善戦していただけに落胆は大きかった。年明けの下部大会（初戦敗退）とエキシビションマッチを経て今大会で念願のツアー復帰。まだプレーの感覚は１００％ではないというが、勝ち気な表情が戻ってきた。