女子はJX―ENEOSが5連覇 宮沢夕貴がチーム最多19得点

[ 2018年1月7日 12:47 ]

全日本選手権

 バスケットボールの全日本選手権は7日、さいたまスーパーアリーナで女子決勝を行い、JX―ENEOSがデンソーを84―62で下して、5連覇を達成した。

 第1Qは15―16とややもたついたが、第2Q以降は日本代表の中心選手をそろえる強力なフロントコート陣が機能して、ゲームを支配した。WNBAでもプレーする渡嘉敷来夢が大きなステップでのドライブなどで17得点、センター大崎佑圭がゴール近辺を粘り強く攻めて16得点。さらにフォワード宮沢夕貴は3点シュート2本を含むチーム最多の19得点をマークした。成長著しい24歳は「シュートが安定してきて、課題だったドライブもできた」と会心の出来でMVPにも選出された。

 今大会は全試合で20点差以上をつける完勝。吉田亜沙美主将は「第1Qは相手に飲み込まれそうになったけれど、守備がよくなって、速攻に持ち込むJXのバスケットができた」と満足げに振り返った。

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2018年1月7日のニュース