下北沢成徳、3連覇ならず 石川真佑、悔し涙「来年はどこにも負けないチームを」

[ 2018年1月7日 14:18 ]

全日本高校選手権大会 ( 2018年1月7日    東京・千駄ケ谷 東京体育館 )

 バレーボールの全日本高校選手権大会(春の高校バレー)は7日、東京・千駄ケ谷の東京体育館で準決勝が行われ、女子の第1試合は下北沢成徳(東京)が1−3で金蘭会(大阪)に敗れ、3連覇を逃した。

 下北沢成徳は第1セットを22−25で先取されたが、第2セットは主将の椎名真子(3年)の攻撃が光り、25−21で奪取。しかし、第3セットで19−25と流れをつかめず、第4セットでは最大7点差から追い上げたものの19−25と及ばなかった。

 男子日本代表の石川祐希(中大)を兄に持つエースの石川真佑(2年)は3枚ブロックの厳しいマークに苦しみ「決めきれなかった。連覇が今年で途切れてしまった」と悔し涙。来年もリベロを含めた6人のメンバーが残るだけに「今年以上にチームを良くして、どこにも負けないチームを作りたい」と雪辱を誓った。

 昨年は絶対的エースの黒後愛(現・東レ)を擁し連覇を達成した。主力の卒業は痛かったが、石川ら下級生中心のチームで奮闘。小川監督は「シーズンの最初の(強豪校との)差はすごかった。それが優勝争いに絡めるまでになり、選手はすごく頑張った」と健闘をたたえていた。

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2018年1月7日のニュース