松山8位後退も「最低限」連日の強風に負けず3連続バーディー

[ 2018年1月7日 05:30 ]

米男子ゴルフツアーセントリー・チャンピオンズ第2日   7452ヤード、パー73 ( 2018年1月5日    米ハワイ州カパルア プランテーション・コース )

第2ラウンド、4番でアプローチショットを放つ松山
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 2018年初戦の第2ラウンドが行われ、前日7位の松山英樹(25=LEXUS)は6バーディー、3ボギーの70で回り、通算6アンダー、140で首位と4打差の8位となった。マーク・リーシュマン(34=オーストラリア)とブライアン・ハーマン(30=米国)が通算10アンダーで首位に並び、ダスティン・ジョンソン(33=米国)が1打差の3位につけた。

 初日に続いて強風が吹き付ける中で、松山は70で耐えた。順位を1つ落として4打差8位。「この風の中で、最低限のゴルフができたと思う」と及第点をつけた。

 例年と異なるコンディションのグリーンで見せ場をつくった。練習ラウンドでは「(グリーンが)すごく遅いので大変。上りと下りの感覚でいつも苦しんでいるが、今年はもっとハッキリしている。距離感はまだつかめていない」と話していたが、8番で10メートルの下りのラインを沈めて前半に3連続バーディーを記録。後半は3つのボギーで貯金をはき出したが、14、15番での連続バーディーに続き、17番でも再び10メートルのロングパットを沈めてガッツポーズを披露。「取り戻せて良かった」と胸をなで下ろした。

 コース名物の強風にもパーオン率は前日に続いて77・78%と好数字をマーク。優勝を狙える位置に踏みとどまったが、「3日目はもっと伸ばさないと離されてしまう。練習していいスコアで回りたい」と表情を引き締めていた。

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2018年1月7日のニュース