雪辱ならず…誠英 フルセットで東九州龍谷で敗れる

[ 2018年1月7日 17:02 ]

全日本バレーボール高校選手権大会準決勝   東九州龍谷3―2誠英 ( 2018年1月7日    東京・千駄ケ谷東京体育館 )

 昨夏の全国高校総体決勝の再現となった女子の第2試合は同準優勝の誠英(山口)が同大会を制した東九州龍谷(大分)にフルセットの末敗れた。

 9−9と同点の第5セット、エースで主将のヒックマン・ジャスティス(3年)が両足をつるアクシデントに見舞われた。ベンチに下がり、11−14で迎えた東九州龍谷のマッチポイントで田渕監督に「倒れてもいいから!」と送り出されてコートに戻ったが、最後のスパイクは返され、雪辱は果たせなかった。

 試合後は「最後までみんなに助けられてしまった。やりきろうと思って(11−14から)出ました。悔しい」と涙。ともに切磋琢磨(せっさたくま)してきたチームメートとの3年間を振り返り「一緒にいると楽しくて、つらいことも乗り越えられた。もっと一緒にバレーがしたかった」と名残を惜しんだ。

続きを表示

2018年1月7日のニュース