宮城野親方が謝罪「酒やめてもらう」式守伊之助セクハラ問題

[ 2018年1月7日 05:30 ]

式守伊之助のセクハラ行為について取材に応じる宮城野親方
Photo By 共同

 大相撲の立行司、第40代式守伊之助(本名野内五雄、58)が10代の若手行司にセクハラ行為を行った問題で、伊之助が所属する部屋の師匠である宮城野親方(元幕内・竹葉山)が6日、「伊之助が不適切なことを行って、誠に申し訳ありません」と頭を下げた。

 日本相撲協会によると、昨年12月16日の沖縄県宜野湾市での冬巡業後、伊之助は泡盛を飲んで泥酔し、宿泊先で若手行司に数回にわたりキスをし、胸にも1度触ったという。5日に相撲協会に報告があり、危機管理委員会が双方から事実を確認。伊之助は「泥酔していたので覚えていない。自分は男色の趣味はない」などと述べたというが、ショックを受けた若手行司に対しては既に謝罪している。相撲協会は近日中に開催する臨時理事会で懲戒処分を検討する。

 宮城野親方は伊之助について「酒を飲むと正気を失うことがある」と明かした。最近まで禁酒していたが再び飲み始めたといい「本人に言い聞かせて、(飲酒を)やめてもらうしかない」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年1月7日のニュース