宇野が公式練習　“普通の演技”こだわる「自分の実力出したい」

スケートカナダ公式練習　ＳＰに向けて練習する宇野（撮影・小海途　良幹）
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　フィギュアスケートのグランプリシリーズ第２戦スケートカナダ（レジャイナ）に出場する男子の宇野昌磨（１９＝トヨタ自動車）が２６日、大会会場で公式練習を行った。

　今大会は“普通の演技”にこだわることが目標。ロンバルディア杯は自分の感触以上にスコアが出てフリー（２１４・９７点）と合計（３１９・８４点）で自己ベストを更新して優勝した。一方、フリーだけで争ったジャパン・オープンはジャンプが不発で男子３位に低迷した。

　感覚とのずれが目立った今季２試合の反省から、「自分の実力を出したい。ロンバルディアもジャパン・オープンもいい意味でも悪い意味でも自分の実力以上と以下も出た。自分の普通、練習通りの力を出したい。ロンバルディアの後は（点数が出たことで逆に）不安が出た。何でだろうと。自分の実力を出して満足して帰りたい」と、抱負。昨季世界選手権銀メダリストが等身大の演技をすれば、結果は自然と付いてくる。