元大関・若嶋津の二所ノ関親方 意識不明の重体 自転車で転倒していた状態で発見

[ 2017年10月19日 20:48 ]

二所ノ関親方
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 千葉県警によると、19日午後4時20分ごろ、同県船橋市の路上で大相撲の二所ノ関親方(60)=元大関若嶋津、本名・日高六男=が自転車とともに転倒しているのが見つかった。通行人が発見した。

 当初は意識があり、船橋市内の病院に運ばれ、緊急手術を受けたが、現在は意識不明の重体という。警察が詳しい状況を調べている。現場は二所ノ関部屋の近くで住宅や公園がある。

 二所ノ関親方は1957年1月12日、鹿児島・種子島出身の60歳。75年春場所で初土俵。大関・若嶋津として2度の優勝と年間最多勝1度を誇り、幕内通算515勝330敗21休。精かんな顔立ちで“南海の黒ひょう”の異名を取った。87年名古屋場所を最後に引退。年寄・松ケ根を襲名し、二子山部屋から独立して松ケ根部屋を興した。その後12年12月に年寄・12代二所ノ関を襲名し、名称を二所ノ関部屋に変更。日本相撲協会理事で審判部長を務めている。1メートル88、現役時代の体重は122キロ。夫人は元人気歌手の高田みづえさん。

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