萩野金、瀬戸銀 200個人メドレー貫録ワンツーフィニッシュ

[ 2017年8月23日 05:30 ]

ユニバーシアード夏季大会第4日 ( 2017年8月22日    台北ほか )

競泳男子200メートル個人メドレー決勝を終え、握手を交わす優勝した萩野公介(左)と2位の瀬戸大也
Photo By 共同

 競泳は男子200メートル個人メドレーで萩野公介(ブリヂストン)が1分57秒35で制し、瀬戸大也(ANA)は2位だった。女子100メートル平泳ぎで渡部香生子(早大)が1分6秒85で金メダルを手にし、青木玲緒樹(ミキハウス)が銀。柔道で男子73キロ級の立川新(東海大)と姉で女子52キロ級の莉奈(福岡大)がともに優勝し、姉弟で金メダルに輝いた。体操個人総合の男子は野々村笙吾(順大大学院)が銀メダルで、谷川航(順大)は3位。女子は寺本明日香(中京大)が銀メダルに輝いた。

 リオ五輪のメダリストが激突した競泳男子200メートル個人メドレーは萩野が制した。序盤からのリードを守って2位の瀬戸に1秒38差をつけ「ある程度のタイムで泳げた。後半は遅いラップだったが、泳げるだけ泳いだ」と納得した様子だった。直前の200メートル自由形では後半に失速し、7位に終わった。得意の個人メドレーへ切り替え「最初からいけるところまでいくしかない」と最初のバタフライから突っ込んだ。前半を1人だけ54秒台で折り返し、後半の失速も最小限にとどめた。まだ個人2種目、リレー2種目が残っている。今季最後の大会で力を出し切る姿勢だ。

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2017年8月23日のニュース