藍 思い出の試合は「ミヤギテレビ杯」、父には「感謝しかない」

[ 2017年5月30日 05:30 ]

宮里藍引退会見

大勢の報道陣に向かって一礼する宮里藍
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 【藍と一問一答】

 ――世界で活躍できた要因は?

 「必ずしも体格差がハンデではない。どの国でもどのツアーでも自分自身のゴルフさえしっかりしていれば必ず戦える」

 ――思い出の試合や印象に残っているショットは?

 「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンなくして今の自分はない。米ツアーでは4年かかってもぎ取ったエビアン・マスターズでの初優勝。その前にドライバーのスランプもあったのでプレーオフ18番でのティーショットはスランプを乗り越えた一瞬だった」

 ――若手ゴルファーに伝えたいこと。

 「(米国から)客観的に見ている分、今の日本女子ゴルフ界に危機感もある。今の(恵まれた)状況が永遠に続くわけではないので、プロ意識を持って支えてくれる方たちに感謝の気持ちを軸にぶれずにやってほしい」

 ――東京五輪への思いは?

 「先のことは頭にないけど、私にできることがあれば積極的にやっていきたい」

 ――父への思いは?

 「たくさんケンカもしたけど素直じゃない私を理解してくれて、うまく歩み寄れた。感謝の気持ちしかない」

 ――今後の拠点は?

 「全然決まっていない。終わってみて、自分の感覚に正直にいけたらいいなと思っている」

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