38度目Vの白鵬 左足親指痛めていた 不安乗り越えて全勝

[ 2017年5月30日 05:30 ]

大相撲夏場所優勝から一夜明け会見に臨む白鵬
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 大相撲夏場所で38度目の優勝を飾った横綱・白鵬が千秋楽から一夜明けた29日、都内で会見。3日目の千代翔馬戦で左足親指を痛めていたことを告白した。「ぶつけた。3月(途中休場した春場所)のことがありましたから」と、不安を乗り越えての全勝Vを振り返った。

 魁皇(現浅香山親方)が持つ史上1位の通算1047勝まであと11勝。7月の名古屋場所では“魁皇超え”の期待がかかる。昨年の名古屋場所でも期待された1000勝目を逃しているだけに「今度こそ、というのはありますね」と名古屋での大記録達成に意欲を見せた。一方、大関昇進が確実な高安には「迫力ある大関になってもらいたい」とエールを送った。

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2017年5月30日のニュース