桃田賢斗、決勝へ 謹慎中の肉体改造実る「引き出しが一つ増えた」

[ 2017年5月30日 14:18 ]

桃田賢斗
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 バドミントンの日本ランキングサーキット大会第4日は30日、さいたま市記念総合体育館で各種目の準決勝を行い、男子シングルスの桃田賢斗(22=NTT東日本)は武下利一(トナミ運輸)を21―15、21―19のストレートで下し、決勝へ進出した。

 長いラリーにも対応するスタミナを発揮した。第2ゲームはラリーが続き、1点を奪い合う展開となったが、オールラウンダーでレシーブ力もある武下を粘りのプレーで攻略。復帰4試合目となる公式戦を終え「長いラリーは覚悟していたが、フィジカル勝負に持ち込めた。以前は体幹がぶれていたが、今は足が出るようになっている。テクニック以外にも引き出しが一つ増えたのは強み」と謹慎中に取り組んだ肉体改造への手応えを口にした。

 最終日には日本代表の朴柱奉(パクジュボン)監督が視察に訪れる予定になっているが、「特に朴監督に向けてどういうプレーをしたいということはない。感謝の気持ちを噛みしめながら一球ずつ戦いたい」と桃田。日本代表への思いより、まずは決勝へ集中力を研ぎ澄ませていた。

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2017年5月30日のニュース