カーリング男子、世界2位に善戦!終盤粘るもスウェーデンに惜敗 

[ 2017年4月5日 05:30 ]

カーリング男子世界選手権第3日 ( 2017年4月3日    カナダ・エドモントン )

 ドイツに勝ち、声援に応える(左から)山口、清水、両角公=エドモントン(共同)
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 来年の平昌冬季五輪の出場枠を懸けて1次リーグが行われ、SC軽井沢クの日本は通算3勝2敗とした。世界ランキング9位の日本は同2位のスウェーデンに3―3の第6エンドに2失点した末に5―8で敗れた。だが、同12位のドイツには4―4の第9エンドに3点を奪って勝ち越し、接戦を制して白星を先行させた。4日は昨年の3位決定戦で屈した米国と対戦する。

 最終10エンドの最後の一投まで粘ったが、一歩及ばなかった。SC軽井沢クは過去4大会で2度優勝の強豪スウェーデンに惜敗。スキップ両角友は「思っていた形もつくれて相手に重圧もかけられた。負けたがネガティブではない」と内容の良さを強調した。

 精緻なショットを互いに繰り出す神経戦。不利な先攻だった第5エンドは進路を阻むために置いたストーンが相手を苦しめ、両角友の好ショットが生きて1点スチールで同点に追い付いた。だが有利の後攻で複数点が奪えなかった。考え抜いての石は相手の一投で複数はじき出され、好機をつぶされ続けた。ショット成功率はほぼ互角だったが要所で決められ、司令塔は「世界選手権はこういう大会。一番難しい所に置いているつもりだが、もっと難しくしないといけない」と苦笑いした。

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2017年4月5日のニュース