稀勢の里 左肩付近痛め病院へ、残り2日出場について師匠「様子見る」

[ 2017年3月24日 22:25 ]

土俵下で左肩を抑え苦痛の表情の稀勢の里
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 大相撲の新横綱稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が春場所13日目の24日、横綱日馬富士戦で初黒星を喫した際に左肩から胸部にかけて負傷した。取組後に三角巾で患部を固定し、救急車で大阪市内の病院へ搬送された。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は病院を訪れた後、14日目以降の出場について「明日(25日)様子を見て」と述べるにとどめ、詳しい故障箇所についても「ちょっとまだ」と明言を避けた。

 稀勢の里は日馬富士に寄り倒されて土俵下へ転落。しばらく起き上がれず、険しい表情のまま右手で左肩付近を押さえたまま引き揚げた。支度部屋で診察した医師によると、稀勢の里は「動かない。痛みがあって動かすのが怖い」と話したという。

 稀勢の里は安定した取り口が目立って初日から12連勝し、優勝争いを引っ張ってきた。

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2017年3月24日のニュース