松山 伸ばせず25位「歯がゆさを凄く感じる」パット修正急務

[ 2017年3月7日 05:30 ]

世界ゴルフ選手権シリーズメキシコ選手権最終日 ( 2017年3月5日    メキシコ チャプルテペックGC=7330ヤード、パー71 )

最終ラウンド、1番でイーグルパットを外した松山英樹=チャプルテペックGC
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 松山英樹(25=LEXUS)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り通算3アンダー、281の25位で4日間を終えた。谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)は74と振るわず1アンダーで32位、池田勇太(31=フリー)は6オーバーで61位だった。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(32=米国)が68と伸ばし通算14アンダーで出場2試合連続優勝を飾り、ツアー通算14勝目を挙げた。

 スコアを伸ばせず25位に終わった松山は、パットの緊急修正を課題に挙げた。「(パットが)凄く悪くなっている。思ったストロークができない歯がゆさを凄く感じる。(1週間で)いかに修正できるか、できるようにするのが大事」と表情を険しくした。

 316ヤードと短いパー4の1番は1オンしてバーディー。5番は「あれだけは良かった」というカラーからの6メートルをパターで決めて伸ばすなど序盤は上々だった。しかし6番(パー5)でピンまで146ヤードの第3打がグリーン手前の池へ。「打ちミスなのか、風のジャッジミスなのか分からない」というダブルボギーで勢いは止まった。後半も14番で1メートル半、15番は3メートルのバーディーパットを決められず「3日目以外、ショートゲームが悪すぎた」と肩を落とした。

 それでも今季の賞金総額は約5億円で依然として1位。次戦は松山が米国で拠点を構えるフロリダ州オーランドで開催されるアーノルド・パーマー招待(16日開幕)に出場する。「やっと家に帰れるので少しゆっくりして体を休めて、しっかり準備をしたいと思います」と“ホーム”での再起を誓った。

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2017年3月7日のニュース