マリー人生最長?タイブレーク20―18 マッチポイント7本耐え逆転勝ち

[ 2017年3月3日 10:39 ]

試合後にガッチリ握手するマリー(左)とコールシュライバー(AP)
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 2日に行われた男子テニスのドバイ選手権準々決勝で、世界ランキング1位のアンディ・マリーが“底なしタイブレーク”をしのぎ、7本のマッチポイントに耐えて劇的な逆転勝ちを収めた。

 世界29位のコールシュライバー(ドイツ)に第1セットをタイブレークで落とすと、第2セットもタイブレークにもつれ込んだ。互いに譲らず31分を費やしたタイブレークは、A・マリーが8本目のセットポイントで終止符を打った。スコアはなんと20―18。これで主導権を握り返して最終セットは6―1と圧倒した。

 「ツアーで10年以上戦ってきたけど、こんな長いタイブレークは初めてだ。ジュニアの頃を含めてもね。本当に長い、長いタイブレークだった。もう二度とないと思う」。大会公式サイトによれば、A・マリーは会見でそう驚きを込めて大激戦を振り返った。

今大会は全豪王者のフェデラー(スイス)が世界116位のドンスコイ(ロシア)に敗れる波乱があったが、世界ナンバーワンは生き延びた。

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