稀勢に新化粧まわし「富士山と鶴」新横綱に「日本代表」の期待

[ 2017年3月3日 05:30 ]

田子ノ浦部屋後援会から贈られた稀勢の里の三つぞろいの化粧まわしと太刀
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 田子ノ浦部屋激励会が2日、大阪市港区のホテルで行われ、新横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)に春場所(12日初日、エディオンアリーナ大阪)の横綱土俵入りで使用する三つぞろいの化粧まわしと太刀が贈呈された。

 化粧まわしは、師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)の故郷・鹿児島県出水市が鶴の飛来地として知られることから鶴を題材にし、横綱がつけるものには日本一の富士山を俯瞰(ふかん)する姿が描かれた。贈呈した同部屋後援会は「富士山・鶴のモチーフはひと目で日本と分かるように配置した」と説明。19年ぶりの日本出身新横綱に「日本代表」の期待を込めた。稀勢の里は「化粧まわしと太刀に恥じない成績を残し、皆さまにいい報告ができるように頑張ります」と決意を新たにした。

 この日は二所ノ関一門の連合稽古に参加し、平幕・嘉風と13番取って全勝。「戻ってきた。だいぶいいと思う」と手応えを口にした。

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2017年3月3日のニュース