美帆完勝!得意の1500メートル「この種目は何があっても譲れない」

[ 2017年2月22日 05:30 ]

冬季アジア大会 ( 2017年2月21日    明治北海道十勝オーバルほか )

女子1500メートルで金メダルを獲得し、日の丸を背に笑顔の高木美帆
Photo By 共同

 中長距離エース・高木美が得意の1500メートルでいかんなく力を発揮した。1分56秒07の国内ベストで完勝。「この種目は何があっても譲れない。滑りの安定が戻ってきた」。今月の世界距離別選手権でも3位に食い込んだ専門種目だけに、押切ら日本勢にも負けることは許されなかった。

 前日は3000メートルで金、1000メートルで銀を獲得。「3000メートルを滑ったので今日は短いと感じた」と日本が誇るオールラウンダーは多くのレースに出場することで日に日に力強さを増している。この日の団体追い抜きは疲労を考慮されメンバー外となったものの、あす23日の最終日に行われるマススタートには出場予定。橋本聖子らが持つ大会最多記録の4つのメダル獲得を目指し、最後まで全力を出し切るつもりだ。

 この種目は4位まで日本勢が占めたが、同一種目でメダルは1国2個までという規定により3位の高木菜ではなく5位の張虹(中国)が銅メダルを得た。

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2017年2月22日のニュース