ニックス、地元でスパーズを破る アンソニー25得点

[ 2017年2月13日 15:02 ]

スパーズ戦で25得点を挙げたニックスのアンソニー(AP)
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 ニックスは地元ニューヨークでリーグ全体2位のスパーズを94―90(前半42―48)で下して23勝33敗。カーメロ・アンソニー(32歳)が25得点を稼ぎ、相手のフィールドゴール成功率を36・3%に抑えこんで連敗を4でくい止めた。

 スパーズは41勝13敗。カワイ・レナード(25歳)が36得点を稼いだが今季精彩を欠いているニックスに足元をすくわれた。

 ピストンズは敵地トロントでラプターズに102―101(前半45―51)で競り勝って26勝29敗。ベンチから出たトバイアス・ハリス(24歳)が24得点を挙げ、21得点をマークしたケンタビアス・コールドウェルポープ(23歳)が99―101で迎えた残り13・2秒、逆転の3点シュートを決めて試合をひっくり返した。

 ラプターズは32勝23敗。第3Q終了時点で16点をリードしながら第4Qは19―36とリズムを失った。デマー・デローザン(27歳)は26得点をマークしたもののチームは連敗。東地区全体で4位につけているが、ここ14戦で10敗目を喫するなど調子を落としている。

 ティンバーウルブスは地元ミネアポリスでブルズを117―89(前半57―40)で退けて21勝34敗。アンドリュー・ウィギンス(21歳)が27得点、カールアンソニー・タウンズ(21歳)も22得点を記録してこのカードは今季2戦2勝とした。

 ブルズは3連敗で26勝29敗。ジミー・バトラー(27歳)が右足のかかと、ドウェイン・ウェイド(35歳)が右手首、ニコラ・ミロティッチ(26歳)が腰痛、ポール・ジプサー(22歳)が体調不良で試合に出られず、故障者続出で戦力が一気にダウンした。

 キングスは地元サクラメントでペリカンズを105―99(前半53―56)で振り切って3連勝で23勝32敗。センターのディマーカス・カズンズ(26歳)が28得点、14リバウンド、7アシストをマークしてチームを引っ張った。ただし第1Qにはリーグ最多となる今季17回目のテクニカル・ファウルをコールされており、あと1回で今季2度目の1試合の出場停止処分を科せられる“崖っ縁”に追い込まれた。

 審判への暴言などでコールされるテクニカル・ファウルは、NBAでは累積16回目で1試合の出場停止。その後2回ごとにその処分が重ねられていくため、キングスが連勝を伸ばしていくにはカズンズの冷静さが求められる状況となっている。

 ペリカンズは21勝34敗。アンソニー・デービス(23歳)が32得点と10リバウンドを稼いだが、チームはここ10戦で8敗目となった。

 <14日のテレビ中継>

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